2016年09月03日

カオスな部屋のハンドメイド工房

相変わらず更新が止まっておりますが。
よーく考えたらNotePadもAn Die Freudeも完全に止まってるやん!
小説最近書いてないよ!
ゲームも作れてないよ!
…やばい。

そんなことがありつつとあることのお手伝いをさせていただいたりなんかリアルのお仕事が当初の予定と違いすぎて(事務職で入って、確かに事務もやるんだけどそれ以上に工場を走り回って商品手配する方が多い)なーんかオーバーワーク気味な気がしないでもない(疲れが取れない、ご飯が食べられない、力尽きて仕事が終わらない、頑張って何とかするも疲れてしまう、疲れが取れない以下無限ループ)のですがでもそこは支えてくれる人もいるし!
頑張ります。頑張りますとも。
頑張りすぎて過労でぶっ倒れたら元も子もないので適度に休むことも覚えたいですが。

まあそんなことはさておき、新カテゴリです。
ハンドメイドです。
主にエロ二次グッズ作るよ!

まーほらそこは昔頑張ってトレスしたメビウス中隊のエンブレムでイヤホンジャックアクセサリとかバッグハンガーとかスマホケースとか作ったり消しゴムはんこ彫りまくったりハードカバー本の装丁に挑戦したり豆本作ったりしてたから知ってる人は知ってると思うけど。
…あ、豆本講座忘れてた。まあいいや、サァいくか。

…でー…

今回は「プラ板でキーホルダーを作ろう!」です。
ていうか、現在進行形で製作中なので過程を追ったりするわけですが画像なしです。
ふつうこういう記事には写真を載せるべきなんでしょうが写真ないです。

言い訳:依頼品なので先に公開したくない
言い訳2:試作品が泣きたくなるくらいの失敗作だった
言い訳3:対処方法はわかってるんだけど、試す前に土台から作り直している(その待機時間にこの記事を書いている)
言い訳4:タイトル

グダグダ言ってる暇があるなら本文を書けと。わかりました、本文です

    
今回は「プラ板でキーホルダーを作ろう」という通り熱で縮むプラスチックの板に絵を描いて縮めて金具を付けてキーホルダーにします。

…で。
基本的にアナログ絵がまともに描けない自分がアナロググッズを作るならどうするかというと、

・パソコンで絵を描く
・印刷する
・転写する
・あとはこねこねコンパイル

という手順になるわけです。
まあ消しゴムはんこならこれで全く問題はない。
レーザープリンタを持っていないのでコンビニでメディア印刷して除光液とか消毒用エタノールで転写するだけだから。

なんですが、プラ板となると勝手が違うのです。
何が違うって、普通のプラ板、特に100均で売ってるプラ板はインクがのらない!
じゃあトナー転写?前に試したけどうまくいかない!紙がくっついて、焦げて大惨事になったよ!
(ggるとトナー転写方法も明記されてるからできるんだけど、リスクもでかい)
それじゃプリンタを使ったプラ板クラフトはできないのか?

答えはNoです。
できます。
できるんです。

そりゃー技術というか慣れは必要ですが。

んなわけでレッツプラ板!

  用意するもの
・プラ板
・はさみ、カッターなど切るもの
・穴あけパンチ(穴をあけて金具を通すなら必要)
・キーホルダーとかストラップの金具とかそれに必要な工具一式
・パソコン
・インクジェットプリンター
・ヘアスプレー or 工作用のつや消しスプレー
・トップコート

  用意するもの補足事項
・プラ板は100均で売っているものでいい。B4、厚さ0.3ミリとかA4、厚さ0.4ミリとかある。厚さ0.4ミリのものは焼くとアクリルキーホルダーに近い感じで分厚いものになる。ただしプリンタを壊す覚悟が必要。
・パソコン:プリンタに接続できるなら何でもいいでしょう。グラフィックソフトとかなくてもその気になればWordやExcelでも絵は描ける!
・プリンタ:顔料インクとか染料インクとかあるけど普通のプリンタは基本的に染料インクが多いみたいです。顔料インクならプラ板に乗るとかあるみたいですが自分は染料インクを使っています。
・ヘアスプレー、つや消しスプレー:これをぶっかけることでプラ板にインクがのるための膜が張られるようです。詳しくはggって下さい。個人的な見解だと工作用のつや消しスプレーはムラができたとき悲しいし透明なプラ板が半透明に…いや、ヘアスプレーも半透明っぽくなるらしいのですが2重に吹きかけた時点ではそんなに半透明になった感じはしないです。
・トップコート:オーブントースターで焼いた後耐水性を持たせるために使用。所持金に余裕があるならUVレジンなどでコーティングするとぷっくり仕上がってこれはこれで味があるものになります。

んでは作ってみましょう。

まず、パソコンで絵柄を作ります…という前にプラ板に小細工を仕掛けます。
プラ板を新聞紙などの上に置き、ヘアスプレー、もしくはつや消しスプレーをまんべんなく吹き付けます。
このときムラができないようにできれば2、3回乾かして吹き付けるといいかも。
もちろん、屋外で行ってください。
部屋の中でやると部屋の中が臭くなりますというか体に良くない気がします。
自分はAmazonさんの小物送品用段ボール(大体A4サイズを少し大きくしたものなのでA4サイズのプラ板がちょうど入るしふたを閉めれば埃も入らずに乾燥させることができる優れもの)を使っています。

吹き付けが終わったら乾くのを待つ間にデータを作成します、。
今回は諸事情あっての依頼品で、とあるゲームのキャラクターのキーホルダーをということだったので公式絵を参考にデザインしていきました。
ポーズはどうしようと思ったのですがそういえば今の彼氏と付き合って間もないころにデフォルメキャラのポーズ集買ってくれたなあ、これ参考になるかなと開いたら思っていた以上に参考になった。
彼氏よ、ありがとう(この本は今までにも何度かお世話になった気がするが)
焼くと縮む→色が濃くなるので気持ち薄めに。
グラフィックソフトがあったりすると不透明度を落とした塗りつぶし白のデータを重ねるとか、WordやExcelでも図形の不透明度は落とせるので少し薄くしてあげましょう。
あと、焼くと縦か横に縮みやすくなるので一回テストで焼いてどっちに縮むか確認して、データの縦横の比率を変えておくといいでしょう。まあ大体10%前後変えるといい感じに。
もう一つ、縮んだ時に画像を表裏どっちメインで見たいか、「プラスチックの板越し」(印刷面を表とするなら裏側)に見たいというのであれば「反転(鏡面)印刷」をする必要が出てきます。
地味に重要なポイントだと思うので、注意が必要です。

データが完成したら、印刷。
0.3ミリのものなら割と何とかなるのですが0.4ミリのものだと結構大変です。
印刷するときは「背面給紙のプリンタでやってね!」とよく言われますがうちのプリンタは前面給紙のみ…
根性で印刷!
セロテープを端に貼るといいよとか同じサイズの紙にセロテープで固定するといいよとか言われたりもするのですが、最終的に普通に給紙したら何とかなりました。
(試作を印刷した時は同じサイズの紙に貼りつけたんですけどプリンタさんが激怒(=詰まる)して大変でした…)
印刷が終わったら適当なサイズに切って必要なら金具を通すための穴を空けておきます。

さて、いよいよオーブントースターで焼く作業に入ります。
150〜160度程度に温めたトースターに軽くしわを付けたアルミホイルを敷き、プラ板を投入。
眺めていくと見る見るうちに縮んでいきます。
縮むのが終わったら割りばしやピンセットでそっと取り出し、電話帳で軽くプレス。
この時にクッキングペーパーを敷いていないと悲劇が起こります。
ちなみに普段はクッキングペーパーを敷いてプレスする自分が試作の段階でそれを忘れるという失態を。
熱で溶けたスプレーが紙にくっついて「見せられないよ!」な仕上がりに…
まあ反転印刷も縦横比調整も忘れていたのでいいんですけど…いいんですけど…ぁぅ。

プレスも済んで冷めたらあとは加工です。
トップコートを塗って乾かして金具を付けたら出来上がり。
お疲れ様でしたー!!

という流れで作られていくのです。

が、ここで「作るにあたっての注意事項」を少し。

・プラ板です。縮みます。つまり…
知ってる人は知ってると思いますが、かなり縮みます。
大体4分の1くらいに縮みます。
つまり、「でかく作りすぎた!」となっても焼いたら「…ちっちゃい…」ということにもなります。
今回依頼されて作ったキーホルダーも、どのサイズで作るか迷いました。
最終的にはA5サイズ相当に印刷し、周りをカットして焼いたら縦がが7センチ程度になりました。
アクリルキーホルダーにするならちょうどいいくらいかな…?

・気持ち薄めにとは言ったものの…
気持ち薄めに印刷しても「予想以上に薄く」印刷されることがあります。
その時はもちろんそのままの濃度で印刷した方がいいわけですが、その目安…
暗いところの写真とかは薄くした方がいい、って感じですね。
データを作ってみて、ちょっと明るいかなーって思ったらその直感を信じてそのままの濃度で印刷してもいいかもしれません。

・プリンタさんの機嫌に注意
紙でないものを強引に印刷するのです。壊れるのは覚悟の上、かもしれません。
そりゃーその昔両面印刷できない紙を強引に両面印刷しようとしてプリンタをぶっ壊した前科があるから言いますけどプリンタさんは精密機械です。
安いと云千円で買えるプリンタさんですが、壊すと処分が大変です。
「自己責任で」の覚悟がある人のみ、やっていいことなのかも。

・インクはしっかり乾かしましょう
吹きかけたスプレーはもちろんのこと、印刷した後もインクはしっかり乾かした方がいいかもしれません。
カッティングするときに指紋がーってことになりかねないので。

気を付けるのはこんなところかなー

なんですけどね…
実はね…
こんなことをしなくてもインクジェットプリンタ用のプラ板って売ってるんですよーーーー!!!!

ちょっとお高いけどね。

ていうか、はがきサイズ10枚1600円とかするし!
A4サイズは昔はあったと思ったんだけど今は見かけないし。

小物が作りたい、ヘアスプレーはめんどくさい、とかそういう人はこういうものを使ってもいいかもしれません。
というよりも自分もヘアスプレーを知るまではこれを使ってましたし…

これからも何かしら作る時に記事を書いていきたいので、その時はよろしくお願いしますー
posted by 蒼井 刹那 at 22:14| Comment(0) | ハンドメイド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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