え、いきなり何をって?
いやあ、某氏に「日本戦争ゲーム開発」というサイトのゲームを前々から勧められていたのですが、昨日重い腰を上げて作品の一つ「アンティーカ ロマン」というゲームをDLしたのですよ。
このサイトの管理人さん(武藤さん)は「自作ゲームで飯を食っていく!」とシェアウェア(R-18も含む)を何本かリリースされているのですが、フリーのものもあるのでDLしたという次第。
・・・で。
勝負を挑んだわけじゃないんですけど、ちょっとプレイして「負けた・・・」とつくづく思い知らされました。
まず覚悟が違う。
あと着眼点というか、発想も違う。
で、ファンタジーなのにところどころに戦車やら戦闘機やらが参戦してきて(ガチではなく、ライトな)ミリタリー好きさんの心をくすぐったりとほんと面白い。
さらに「古代語」というものが存在し、古代文字で書かれている文章はツクールXPのメッセージ表示ではなくダイアログボックスで表示されてるんですよね。
でも主人公の自宅で対応表を完成させていくとそもダイアログボックスの文章がだんだん読めるようになっていくとかその発想はなかった!みたいな。
(ちなみに古代語と現代語?が同時に記述されているロゼッタストーン的な石板は1枚、あと何枚か古代語とまた別の現代語に近い言語の対応表があるんですけど、ロゼッタストーン的な石板と序盤で突入する遺跡で手に入れた石板でほぼ解読してしまったという。この段階では2文字、どっちがどっちだ、という状態だったのでちょっと進んだらあっさり分かってしまったという。でもだからと言って解読が超絶ぬるいということはないんです。某氏のとあるアドバイスがきっかけで解読できたなーと)
まあとにかく面白い。
古代語の解読だけでなく、PTに王様がいるので予算をいろんな事業に割り振ったりとか遊べる要素がいろいろ。
ランダムでイベントが発生する「有害岩石」というものもあったりして、気を抜いていられなかったり。
・・・なんですが。
・・・「有害岩石」全然有害じゃないんですけど。
某氏はなんか散々な目にあったらしいのにオレに降りかかる「有害岩石」は全部
・商人が目の前に降ってくる(結構有用なアイテム売ってくれる)
・気づけば全回復
なんですけど(商人9:回復1 くらいの割合)
・・・呪われてるのか、祝福されてるのか。それともこれからゲームを進めるうちにどんどんひどい目にあっていくのか。
それもまた楽しみの一つだよなーと思うわけです。
あとは地図。
緯度と経度の概念があり、遺跡はほとんどがマップに表示されていないのです。
石板に緯度と経度が書かれていたりどの辺、みたいなことが書いてあるのでそれを頼りに探すのです。
しかもワールドマップは存在するものの(これがなければ話にならない)「自分の現在地」は表示されない。
地図を見て「大体この変だよなー」というところをつついていくという。
見つけるのはちょっと大変ですが、見つかるとやったー!ってなります。
「アンティーカ ロマン」マジおすすめ。ほんと面白いから。
で、これが終わったら「パトルの軍事博物館」も。
・・・なんか負けたーって思うけど、でも自分も頑張らないとーと思わせてくれます。
あとねー、自分、武藤さんの作品って某氏がプレイしてた「パトルの軍事博物館」をちょっと見た程度で「アンティーカ ロマン」をプレイしたんですよ。
でも、プレイして1時間もしないうちに「ああ、さすが武藤さんの作品や」と「らしさ」を感じたんです。
ちょこっとしか触れてないのにそんなことを思わせる、それだけ強い個性を持ってる、自分のスタイルを確立してるんだなーと。
それが本当にうらやましいです。